2025年10月22日

秋うらら

野尻圃場の1号地に、メモリーツリーとして植樹されたイロハモミジです。

1本1本、それぞれに違った色合いで、どれも素敵で同じでないのが良い。

成長は遅いのですが、毎年、秋を感じるのにぴったりの樹木たちです。

モクレン科モクレン属の落葉高木。コブシです。

でこぼこした果実(集合果)の形を握りこぶしに見立てたという説が、和名の由来の

一つになっています。この扁平な球形の袋果の中に、たくさんの種子があります。

ちょっとグロテスクですよね。採集する時期となりました。

こちらも、モクレン科モクレン属の落葉高木。ハクモクレンです。

こちらは、雌しべが袋果となり、花軸が伸長してこぶし状の集合果になります。

赤い肉質種皮で覆われたものが種子です。

コブシもハクモクレンも初春の花で、よく似ています。

ハクモクレンの花弁は9枚、コブシの花弁は6枚です。

コブシは、花びらの下のがく片が緑色なので花弁と区別できます。ハクモクレンは白です。