2020年1月24日

春を見つけた。

野尻の圃場では、あちらこちらで春の訪れを感じる風景に出会います。

疲れも吹き飛びます。

春を告げる代表格の「ふきのとう」を発見。

キク科フキ属です。つぼみが固く閉じていて、花芽が見え始める頃までが

食べごろです。あの苦みが良いです。

昨年は、水につけて、塩を入れて湯がきあく抜きして

刻んで味噌と炒めて、フキ味噌を作りました。御飯が進みます。

これはコショウノキです。ジンチョウゲ科です。

コショウノキは、花弁はなく白い筒状のものは萼だとのこと。

どう見ても白い花だと思うのですが。芳香があります。

花の後、赤い実になります。その果実がコショウのように辛いことが名前の由来らしい。

ヒガンバナ科のスイセンが沢山咲いていました。

ギリシャ神話にも出てきますが、スイセンは地中海沿岸が原産地で、中国経由で

日本へ来ました。ヨーロッパでは、「希望」の象徴です。

春の訪れとともに咲くスイセンを、がん患者をサポートする団体等は

シンボルとして使っています。