2024年3月14日
光のどけき春の日
オオシマザクラが咲き始めました。バラ科サクラ属のサクラで、日本の固有種です。
日本に自生する約10種のサクラ属の基本の野生種の一つです。
白い花びらが目立ちます。葉は桜餅に使われるためモチザクラとも呼ばれます。
アセビも満開です。アセビはツツジ科アセビ属の常緑性の低木です。
葉に限らず全体に有毒成分が含有されるため、多くの草食動物はアセビを食べるのを
避け、山地では食べ残されている場所があります。
アセビが不自然的に多い所は、草食獣の食害が多いという事かもしれません。
これはマムシグサです。山野に生えるサトイモ科の多年草です。
こちらは、春のやや湿った林の中に多く生えます。
茎にマムシに似た模様があり、そこからマムシグサの名がつきました。
花色は濃紫黒色から緑色まで様々です。すっくと立っている姿は美しいです。
春の光にテカテカ。照葉樹林の代表格のアラカシです。
ブナ科コナラ属の常緑広葉樹。ドングリのなる木の代表的な樹種でもあります。
葉の表面のつやのある緑色が良いですね。
葉の中央から先端にかけての粗い鋸歯が特徴的です。のどかな一日だわ。