2023年12月25日

霜柱の季節がやってきた~

野尻圃場の霜柱です。暖冬だと思ってても、やっぱりこの季節はやってくるのですね。

氷の柱の芸術品です。暖かくなると溶けて、びちゃびちゃです。

ユズリハです。春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれを譲るように落葉することに

由来します。「親が子を育てて家が代々続いていく」ことを連想させる縁起木とされ

お正月の鏡餅飾りや庭木に使われています。葉がてかてかで美しいですね。

メギ科ナンテン属の常緑低木のナンテンです。1属1種の植物です。

乾燥させた実は、難点実(ナンテンジツ)として咳止め伝統医薬とされます。

「(難を転じて)福をもたらす、(災い転じて)福となす」と続けて、

縁起木として植えられます。お赤飯にナンテンの生葉をのせるのも難転という事かな。

キンカンです。果実が小粒で甘酸っぱく、ほろ苦い後味もいい。

キンカンはミカン科の果実で、果皮のまま食べられるのが最大の特徴です。

俳句においては、果実は秋の季語。そして花は夏の季語になっています。

今日はクリスマスなのに、お正月の縁起木を紹介するミスマッチだわ。

 

2023年12月18日

今年も、もう少し。

今朝は、冷えましたね。この冬、初めて寒いと感じた朝でした。

気が付けば、今年ももう残り2週間。やり残したことないかなぁ。

圃場の植物は、着々と年末の準備を行っています。偉い。

白マンリョウです。サクラソウ科(ヤブコウジ科)の常緑低木です。

基本種は赤実ですが、白実のシロミノマンリョウ、黄実のキミノマンリョウなどが

あります。センリョウとともに、お正月の縁起物として人気の高い植物です。

センリョウも早くから赤くなって、準備万端。出番を待っています。

落葉高木のタイワンフウの落ち葉も美しいです。

葉は掌状にふつうは3裂しますが、しばしば5裂や複雑な裂け方をする葉もあり。

葉の形はカエデに似ていますが、枝への付き方が互生します。

モミジの落葉した原も、やっぱり素敵。

降る雪が雪原となるならば、モミジの落ち葉の原はなんて言うのか。

雪原には足跡をつけたくなるけど、枯葉の道は、もったいなくて踏めなかった。

2023年12月1日

今日から師走

もう12月。一年があっという間に過ぎる。焦る。

セイヨウヒイラギに実がびっしり。クリスマスツリーみたいに。

セイヨウヒイラギという名前は、西洋に分布するヒイラギに似た葉の木という意味。

日本のヒイラギはモクセイ科であるのに対し、本種はモチノキ科となります。

ヒイラギは、枝から葉が対になって出ますが、セイヨウヒイラギは互い違いに出ます。

老木になるとトゲのない葉があります。花の少ないクリスマスには大活躍します。

紅葉の美しいニシキギです。落葉低木です。

ニシキギは、その名のごとく「錦」を思わす秋の紅葉の美しさが最大の魅力です。

古い枝にあるコルク質の「翼」がニシキギの特徴で、カミソリノキとも呼ばれます。

スミレがたくさん咲いていました。ちょっとうれしい。ポカポカ気分。

 

2023年11月20日

ヒマラヤザクラが満開です。

圃場内のヒマラヤザクラが満開となりました。すごい勢いです。

ヒマラヤザクラは、桜の野生種の一つです。東アジアヒマラヤが起源と考えられ、

高山の森に生えます。日本にやってきたのは昭和43年5月のこと。

ネパール国王から贈られた種子から、日本全国へ広がったとされています。

イチョウもこのとおり。今年は色づきが悪いのかなぁ。

日本には街路樹として美しい並木道が数多くあります。初冬の楽しみでもあります。

ギンナン(銀杏)として食べることができるのも、とっても嬉しい。

日本には「草紅葉(くさもみじ)」という言葉があります。

木々の紅葉に対して、草が秋の色に変わっていくことを草紅葉と呼びます。

一般的には湿原で多く見られます。圃場内の草刈りが遅れたので、出会えました。

落葉する樹木の紅葉と違い、草もみじは枯れていく様を楽しめる。それがいい。

 

2023年11月13日

秋の木立

圃場では、秋から冬にかけて変わっていく様を感じることが楽しい時季です。

木立の中、枯葉を踏むときの「サクサク」という音がとっても好きだ。

そんな木立の中で、ひっそりとたくましく咲く花。これはシロヨメナです。

シロヨメナは、キク科シオン属の多年草です。野菊の一種になります。

ヨメナに似た白い花が咲くことから、シロヨメナと呼ばれるとのこと。

やや薄暗い林内で、群落を作って育ちます。毎年、この花の時季が楽しみです。

こちらも林内で群落を作っています。キチジョウソウ(吉祥草)です。

スズラン亜科の常緑多年草です。家に植えておいて花が咲くと縁起が良いと

言われるので、吉祥草の名があるとのこと。

花言葉が「よろこび」「祝福」など、縁起が良い意味がついています。

冬の足音が、ひたひたと近づいていることを、感じる日々も良いもの。