2020年11月6日
藍の種子の収穫を行いました。
今年も野尻圃場では、藍の生葉染めを研修プログラムの中で行いました。
毎年大活躍の藍です。もう5年以上も前に高千穂町の興梠さんから譲っていただいたものです。
毎年、春に種子を蒔いて葉を染色に使い、また種子を採集して次年度に備えます。
圃場では今、ナンキンハゼの紅葉が美しいです。
ハート形の葉が印象的ですが、夏の黄色い花も面白いし、緑の実も良い。
実が黒く熟した後に顔を出す白い種子。季節ごとに見どころの多い木です。
この時季になると、急に目に入る木があります。ゴンズイです。
普段はあまり目立たないのですが、実が熟して中から黒い種子が顔を出すと
あら~とその存在を認識させられます。それはそれで楽しい。
空を見上げると、トウカエデの種子がぶらぶら。白褐色が目立ちます。
イロハモミジと同じようなプロペラ状の羽根の種子です。冬まで枝に残ります。
これから紅葉、黄葉します。種子をまくと容易に増やせます。
自然の中では、秋が一番色のバリエーションがあると思うこの頃です。