2020年12月4日
準備は怠らず
野尻の圃場では、県より委託を受け、年に数回の技術研修等を行っています。
研修の折には、圃場で育成した植物をなるべく活用するように心がけています。
染色用には、日本茜の根を掘ったり、日本藍は播種から種子の収穫まで行います。
季節の豊富な素材を活用しながら、研修がより充実したものになるよう尽力しています。
柚子も剪定しながら実を収穫しました。
柚子は加工を行い、2月に開催する研修で使用します。
柚子は、一般的には冬至のゆず風呂で使用されることが多いですね。
今年の冬至は12月21日(月)です。
柚子の脇に、ボケの花が咲いていました。上品な赤色です。
圃場内で、伐採した枝は、手ごろな大きさに切りそろえ、道路わきに積んでいます。
希望される方に、無償でお分けしています。
圃場内の空き地に、お盆過ぎに播種したソバも、ゴールまじかです。
種蒔きから刈り取り、乾燥、そしてソバの実の収穫です。
こちらのソバも2月の研修で、参加者の皆さまに楽しんでいただこうと考えています。
先日のヒマラヤザクラの研修で、鑑賞したヒマラヤザクラの花の写真です。