2021年8月5日
御池霧島自然塾の皆さんが研修を行いました。
8月4日は、生憎の空模様で、雨が降ったり止んだりの状況でした。
計画していた野尻圃場内の樹木観察の散策はできませんでしたが、
室内で、樹木医による樹木の講話と、タラヨウの葉っぱを使ったハガキの実習を行いました。
質疑では、たくさんの質問が寄せられ、子供たちの緑への関心の高さに驚かされました。
圃場内の日本藍を使った染色研修では、大判の木綿のハンカチーフを染めました。
ビー玉や輪ゴムで念入りに模様付けを行い、藍の葉をちぎりミキサーにかけます。
藍汁を絞り、藍汁の中に布を浸して染め上げていきます。
15分間、藍汁の中でゆらゆら動かしながら染めていきました。
藍汁から引き上げるときには、緑のまだら模様の布ですが、
水洗いし酸素にふれると、布の色は藍色へと変わっていきます。
模様付けした部分は白く浮き上がりました。その色の変化の過程が一番楽しいところです。
暑い中、皆さん頑張りましたね。頼もしい子供たちでした。