2023年10月10日
秋の花
ちょっぴり涼しくなりましたね。圃場の秋をご紹介します。
コムラサキです。落葉広葉樹の低木になります。ムラサキシキブとは別種ですが、
混同されやすく、コムラサキをムラサキシキブと言って栽培していることもあります。
コムラサキのほうが、こじんまりしていて花も見事です。
ムラサキシキブは、平安時代の女性作家、紫式部に例えたものだというのが通説です。
誰もがよく知っている、秋の七草のススキです。ごく普通に見られる多年生草本です。
かつては、かや(茅)と呼ばれ、農家の茅葺屋根の材料や家畜のえさとして
利用されていました。俳句では秋の季語です。風情のある秋の花です。
ホトトギスです。ユリ科ホトトギス属の多年草です。
日本の固有種で、山地の半日陰に生育します。和名の「ホトトギス」は、
花の紫色の斑点の様子を、鳥のホトトギスの胸にある斑点に見立てたことによるもの。
雑草の中で、ゼフィランサスの花が、ひょっこり。
ヒガンバナ科の多年草です。レインリリーと呼ばれます。
全草にリコリンを含み、有毒です。毒があっても可愛い花はかわいい。