2021年10月8日

クリとドングリ

暦の上では、もうすっかり秋ですが、日中はまだまだ暑い。朝夕の涼風に癒されます。

野尻圃場では、秋の味覚のクリの季節です。

ヤマグリがたくさん落ちていました。ヤマグリはブナ科クリ属です。

栽培されているクリの原種で、古くから山に自生しているクリです。

栽培されているクリに比べたら、サイズは小さいです。

縄文時代から食用とされていたのだろうと思うと、素朴なクリ本来の味も格別です。

同じブナ科の常緑広葉樹であるマテバシイもたくさん落ちていました。

マテバシイの和名は、マテガイに似たシイノキであるとの意味らしいです。

果実は、タンニンをあまり含まないので、あく抜きもいらず、そのまま煎って食用になります。

粉末にして小麦粉に混ぜて焼くと、縄文クッキーの出来上がりです。

オオシマザクラとサツキが、かわいく咲いていました。