2025年9月26日

秋の足音

野尻圃場は、秋の気配。種子採集のシーズンです。

研修で使用する染色用になるクサギの種子の採集を行いました。

圃場で育成する苗木のために、イチョウの種子も採集を行いました。

イチョウは裸子植物で、落葉性の高木になります。針葉樹ではありません。

先日の世界陸上では、神宮外苑のイチョウ並木が美しかったですね。

樹木名の銀杏はギンナンとも呼ばれ、普通「ギンナン」は種子を指すことが多いです。

食用として流通していますが、当組合では苗木用に採取し、育成しています。

ブナ科クリ属の落葉高木のクリです。

クリは大粒の栽培品種が人気ですが、山野に自生するクリの原種はシバグリまたは、

ヤマグリと呼ばれます。樹皮は成長とともに縦に裂け、幹は直立ですが、

成長するにつれ大枝が分枝し、枝先を広げていきます。毎年、サルや猪に食べれています。

 

2025年9月16日

剪定作業を行いました。

高く伸びた「ヤマナシ」の枝を落とす剪定作業を行いました。

今年は、ヤマナシの実が鈴なりです。あまりに高く伸びすぎたのでバッサリ。

9月はハチも出てくるシーズン。ブンブンと羽音がする中での作業となりました。

剪定作業を行っているそばでヒメリンゴ。

ヒメリンゴは、バラ科リンゴ属の落葉樹です。

普通のリンゴより小ぶりなのが名前の由来です。

リンゴは主に寒冷地での植栽が適しているのですが、ヒメリンゴは日本全国で栽培可能。

自家結実性があるため、1本でも実がなりますが異品種を近くに植えると実付きが良い。

早く熟すといいのにと思いますが、食用というより観賞用ですね。

2025年9月5日

台風一過。残暑きびしい。

昨日と打って変わって、今日は残暑厳しい良いお天気です。

昨日の雨の中、圃場内でトチノキの種子の採取作業を行いました。

ムクロジ科トチノキ属の落葉広葉樹高木のトチノキの実です。

トチノキの丸みを帯びた樹冠は、下から見上げると、とってもりりしい。

フランスでは、マロニエという名称で呼ばれてることは、日本でもよく知られています。

トチノキの実は、縄文時代から食用にされたらしい。現在も栃餅として食されます。

灰汁抜きしなければ食べられず、クリより劣るという意味で、「馬栗」と呼ばれます。

シソ科クサギ属の落葉低木のクサギです。

和名の由来は、葉に独特の臭いがあることから「臭木」という名になったとか。

若葉は食用や薬用になります。平地から山地までの日当たりが良い所ではよく見ます。

赤いガクと藍色の果実のコントラストが良い。圃場では、染料として育てています。

ミカンじゃないよ。カラタチの実だよ。トゲトゲだし、食用には不向きですぅ。残念!

2025年8月28日

木の実。花の実。

いつまでこの暑さは続くのでしょうか。人間はバテ気味ですが、雑草は元気です。

そして、木の実や花の実は、そっと季節の訪れを教えてくれます。

シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木。コムラサキシキブです。

樹形は横に広がり、枝が弧を描くように伸びます。この自然の弓状になる枝が美しい。

葉の鋸歯が上半部にしかないことや、実が葉に隠れないこと、実付きが良いことなどで

ムラサキシキブと区別できます。白実のものはシロシキブと呼ばれます。

中国原産のカキノキ属のロウヤガキです。正式には老鴉柿(ロウアガキ)。

鴉はカラスを意味し、真っ黒に熟す実の様子をカラスになぞらえて命名されたらしい。

渋柿で食用には向きません。盆栽や庭木として楽しまれています。

へたが長く、プチトマトくらいの大きさです。花はドウダンツツジみたいに可愛い。

ヤマナシが大豊作。実は小さく硬く食用には向きませんので、むなしく見上げるだけです。

鳥さえも食べに来ない。なんてこった~

おまけで、花盛りを過ぎたヒゴタイです。瑠璃色がちょっぴり残ってます。

2025年7月31日

7月終わり、明日から8月

雨に降られるのも嫌だし、暑い日差しはもっと苦手。

暑い毎日。圃場の草は勢いよく成長中です。汗だくで草刈。

熱中症対策を考えながら、この夏を乗り切りたい。

 

 

繁茂する草の中で、ナンキンハゼの若木が育っていました。

ナンキンハゼは、ドウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木です。

日本では、ハゼノキから蝋を採取します。「ハゼと同じように蝋が採取できる中国の木」

という意味合いでナンキンハゼと命名されたという説もあります。中国原産です。

秋になると、平地でも美しく紅葉してくれるし、落葉後の白い種子も美しいです。