2024年2月5日

接ぎ木の仕方とシイタケ駒打ち体験研修を行いました。

2月3日(土)に、接ぎ木の技術研修とシイタケ駒打ち体験を行いました。

レモン、茂木びわ、関山桜の接ぎ木を行いました。

当組合員が切り接ぎの仕方の指導を行いました。春に芽吹けば接ぎ方は成功です。

 

参加者の皆様、無事に3種の接ぎ木を完成されました。

次に、圃場のクヌギを活用したシイタケ駒の駒打ち体験を行ないました。

時折、小雨の降る生憎のお天気でしたが、ご参加いただきありがとうございました。

シイタケがご自宅で採取できる日が楽しみですね。

2024年2月1日

雨の中の林床

雨続きで、2月に突入しました。ジンチョウゲ科のコショウノキです。

常緑小低木です。和名は、果実がコショウのように非常に辛いことに由来します。

辛みのある果実は、6月くらいに赤く熟します。有毒で食用にはなりません。

ジンチョウゲと同じく芳香が強いです。ジンチョウゲの花は球状なので区別できます。

山野に生える春の山菜でも、春の訪れを感じさせてくれるのがフキノトウです。

香りと苦みが特徴的です。この苦みには新陳代謝を活発にする働きがあり

消化にも良いらしい。デトックス効果ありそうですね。

蕾が開きかけたものが一番美味しく、開ききってしまうと苦みも強くなります。

雨の日の林床も風情があって良い。濡れた葉っぱも花びらも、一段と美しい。

2024年1月19日

冬と春のあいだ

冬枯れの植物の姿を見るのも大好きだ。その姿もやっぱり美しい。

ススキに、ホトトギスに、アジサイ。この冬枯れの姿が見たくて、切らずにいた。

圃場では、この季節ならではの芳香を漂わせている植物もあります。

ロウバイです。中国原産の落葉低木です。

名前の由来の一つに、陰暦の12月にあたる臘月(ロウゲツ)に梅の香りの花を

咲かせるためだとの説があります。黄色い花びらがロウ細工のように見えます。

「ウメ、スイセン、ツバキ」とともに、「雪中の四花」と言われています。

スイセンです。ヒガンバナ科の属の一つです。品種が多いです。

中国で名付けられた水仙は、水辺に育ち仙人のように寿命が長く清らかなという

意味で名付けられたと。少し下向きに咲く花は、水面に映る自分の姿を

覗き込んでいるように見えます。ギリシャ神話では「ナルシスト」の語源です。

ウメも満開。もうじき春爛漫の季節がやってくる。

 

2024年1月15日

有楽椿が咲いています。

今年も可愛い有楽椿が咲き始めています。

有楽椿は12月から4月頃までと、早咲きで開花も長い椿です。

一重のラッパ咲きの花は、淡紅色を帯びた日本にはない色素を持っていると言われます。

西都市の樅木尾の有楽椿が、良く知られています。

梅の花も咲き始めました。当たり前ですが、とっても梅らしい花びら。

八重桜の枝先に赤い葉が残っていました。陽の光を受けて、きらきら。

光合成で葉に貯められた糖分が、紅い色素と結びつき、アントシアニン色素が

できたもの。陽があたると発色します。心地よい紅色です。

ちょっと元気が出た。

 

2024年1月9日

接ぎ木研修を開催します。

今年も恒例の接ぎ木研修を、下記の通り開催いたします。

ご興味のある方は、FAXまたはメールにてお申し込みください。

日時:令和6年2月3日(土)午前9時30分から正午まで

場所:宮崎県緑化木養成圃場(小林市野尻町紙屋字沖ノ尾3229-125)

申し込み先:fax:0985-83-2348 メール:plants@bz01.plala.or.jp

      参加者名、住所、電話番号を添えてお申し込みください。

      後日、案内文章を郵送いたします。

新しい年の始まりは、思いもよらぬ災害の発生という厳しい幕開けとなり

被災地の方々への想いと、自己の防災意識を再確認せざるを得ない機会となりました。

多くの方々が、被災地で今日も活動してくださり、

今のこの時にも、つらい時間を過ごしている多くの方々がいることを肝に銘じたい。