2024年5月1日

今日から5月

お天気が不順ですね。せめて連休後半戦はお日様さん、サンサンだといいなぁ。

野尻圃場のトチノキの葉が涼し気だった~

クワとヤマグワも隣同士で見ることができる野尻圃場です。

こちらがクワです。中国大陸原産で養蚕に用いる飼料として、品種改良のために

持ち込まれたものとのこと。果実が細長いです。

こちらはヤマグワです。日本に自生しているもの。果実が短めです。

葉の切れ込みが深く、葉先が細長く尖るのがヤマグワの特徴です。

この写真では微妙で、違いが分かりづらいですね。ごめんなさい。

なんじゃもんじゃの木が花盛りでした。

なんじゃもんじゃの木。別名「一葉たご」。プロペラ型の白い花が特徴的です。

「なんだこれは」が「なんじゃもんじゃ」になった説や、水戸黄門が地元の人の

返答が聞き取れずに、木の名前と勘違いした説など。諸説あります。

タラヨウです。モチノキ科モチノキ属の常緑高木です。レモン色の花がかわいい。

インドで仏教の経文を書くのに使われた、貝葉の原料であるヤシ科のタラジュと

同様なので名付けられたとのこと。日本では郵便局の木として定められており

ハガキの木とも呼ばれています。葉の裏側に、文字が書けます。

 

 

2024年4月19日

春は大忙し

雨が上がった。ちょっと暑い。野尻圃場では様々な作業があります。

今日は、溝さらいからレンギョウの挿し木。イロハモミジの鉢上げまで

よく頑張りました。もちろん草むしりも大忙しでした。

これで雨が降っても、道路まで流れることはないよね。

レンギョウの挿し木をしました。仲良く並んでます。

イロハモミジが実生でたーくさん芽を出していたので、ポットに移植作業をしました。

これはトベラです。常緑低木です。

枝葉を切ると悪臭がし、節分のイワシの頭とともに鬼を払う魔除けとして、戸口に

掲げられた風習があったことから「扉の木」と呼ばれ、トベラとなったとのこと。

潮風や乾燥に強く、暖地の海岸に自生しますが、街路樹でもよく見かけます。

ムラサキカタバミです。カタバミ科の多年草です。南アフリカ原産です。

江戸時代末期に観賞用として導入され、日本に広く帰化しています。

クローバーのようなハート形の葉とかわいい花の色合いも美しい。

観賞用の園芸品種は「オキザリス」として流通しています。

スペインやフランスでは「ハレルヤ」と呼ばれ、「喜び」という花言葉が生まれたらしい。

 

 

2024年4月15日

新年度のはじまり

4月になり、新しい環境のもとスタートを切った方もいらっしゃるのでは・・

あっという間の2週間。慣れない時間もいつかは、貴重な時間になるといい。

これはオオデマリです。日本原産のヤブデマリの園芸品種と言われています。

落葉広葉樹の低木で、アジサイのような真っ白いボール状の花をつけます。

英名はジャパニーズ・スノーボール。うん、わかる気がする。

葉は秋に美しく紅葉します。6月に挿し木で増やせます。

エビネが咲いていました。ラン科エビネ属の多年草です。

常緑のラン科の植物で、落ち葉が厚く積もった場所に生えます。

ほかのエビネ属と交雑しやすく、様々な雑種が見られます。

ヒメリンゴの花が咲いていました。フレッシュ。そっと応援しよう。

 

2024年4月8日

咲いた。咲いた。

ヒラドツツジのシロタエです。とっても華やか。今年も出会えたことに感謝しかない。

ヒラドツツジは、長崎県平戸に古くから植栽されていて、全国へ広まりました。

約300種ある中でも、とくに有名なのが白い花を咲かせるシロタエ。

紫色の花を咲かせるオオムラサキ。桃色の花を咲かせるアケボノの3品種です。

ミツバツツジの中のオンツツジです。ツツジ科の落葉大低木で、葉は枝先に3輪生します。

他のミツバツツジよりも大型で、花や葉が大きく5センチくらいの朱色の花をつけます。

カンザンです。バラ科サクラ属のサクラで、オオシマザクラを基に生まれた

栽培品種のサトザクラで、日本原産のヤエザクラです。

一般的にオオシマザクラの花弁は白いのに、カンザンは濃い紅色をしています。

意外というほかない。

モッコウバラです。漢字で書くと木香茨。中国原産のバラになります。

常緑のつる性低木です。枝にトゲがなく病気も少なく、成長が早いです。

庭園のアーチやフェンスなどで見かけます。黄色の花色が心地よいですね。

2024年3月28日

ああ、なんてステキな日だ~

野尻圃場のソメイヨシノは満開。花をめでる幸せなひとときです。

陽気に誘われ、ハルリンドウの群落にもびっくり。

ハルリンドウは、リンドウ科リンドウ属の小柄なリンドウです。

日光を受けると開花し、夕方には閉じます。フデリンドウと似ています。

フデリンドウは、一つの茎にたくさんの花をつけますが、

ハルリンドウは、一つの茎に一つだけ花をつけます。見分けるポイントです。

キリシマミズキも満開。霧島山地の一部に自生します。

ミズキ科ではなくマンサク科の落葉低木です。

葉の展開前に開花します。芳香があります。霧島山系に野生する絶滅危惧種です。

シダレザクラも花をもたげていました。花色がステキ。