2024年3月11日

春を告げる暖かな花

野原でよく見かけるようになりましたね。菜の花とツクシです。

菜の花はアブラナ科アブラナ属の黄色い花の総称です。

ふつう見かけるのは西洋油菜(セイヨウアブラナ)のようです。

ツクシは、「杉菜(スギナ)」の胞子茎というもの。両方とも地下で繋がっています。

こちらはダイコンの花です。こちらもアブラナ科です。

白い菜の花はダイコンの菜の花。「紫色の菜の花」はムラサキハナナの名でも呼ばれます。

白いタンポポがニホンタンポポ。黄色いタンポポがセイヨウタンポポです。

ニホンタンポポは、基本的に春に咲きます。セイヨウタンポポは1年中咲かせます。

分布も、ニホンタンポポは関東地方より西だと言われています。

春の花の色は、どの花の色も暖かく感じる色合いで、しあわせ感満載です。

 

2024年3月1日

今日から3月

年度末に向けて、お仕事もソワソワ。

圃場の畑はホトケノザの花が、忙しそうにソワソワ。

移植していたヤマザクラの苗木が、すっかり埋もれてしまい草取りのスタート。

可愛い花だけれどね。ごめんなさい。ヤマザクラさんが困っています。

はい。きれいになりました。ヤマザクラさん健在です。

ノシランが、たくさんの実をつけていました。

ノシランは、行事に使う熨斗紙などに葉の形が似ていることからついた名前とのこと。

常緑多年草で、大きな株を作ります。この楕円形の瑠璃色をした種子の色がいい。

花は白色で、7月頃から咲き始めます。

2024年2月22日

モクレンの季節

今年もモクレンの花咲く頃となりました。毎年、楽しみにしています。

これはハクモクレンです。モクレン科モクレン属の落葉高木です。

雨の中、白色の大きな花が上向きに咲いています。

花被片は9枚で、6枚が花弁、3枚が萼片です。

ハス(蓮)に似た花を咲かせる木という意味で「木蓮」と言うそうです。

こちらはサラサモクレンです。ハクモクレンとシモクレンの交雑種になります。

このモクレン3種は、3月から4月に少しずれながら開花します。

ハクモクレン⇒サラサモクレン⇒シモクレンの順です。とても華やかです。

ウンナンオウバイです。モクセイ科ソケイ属の常緑低木です。

名前の通り中国原産です。枝はつる性で枝垂れます。

黄色の花びらは、すぐ目に飛び込んできます。花の香りはありません。

挿し木で増やせます。

先日、剪定を行ったツバキですが、いくつか花が残っていました。ちょっと嬉しい。

2024年2月16日

ぽかぽか陽気

ここ数日は暖かかった。春一番が吹いたところもあったという。

あちらこちらで桜も見かけますね。圃場でもカンヒザクラが咲いています。

カンヒザクラは、バラ科サクラ属の野生種のサクラです。

花は中輪の一重咲きで釣鐘状。下向きに閉じたような形で咲き、花弁は濃い紫紅色です。

カンヒザクラを片親として、カワズザクラなどの栽培品種がつくられています。

これはホトケノザです。畑で花盛りです。

シソ科オドリコソウ属の一年草です。かわいいのに目立たないのが良い。

春の七草に数えられる「仏の座」とは異なり、このホトケノザは食べられない。

春の七草の「仏の座」は、コオニタビラコなのです。間違えないよう注意が必要です。

2024年2月8日

椿園の剪定作業を行いました。

今週はお天気にも恵まれ、絶好のキャンプ日和。宮崎は球春ですね~

野尻圃場は、剪定日和。ツバキの剪定時季となり、椿園の剪定に取り組みました。

うっそうと茂っていたので、すっきり光が射すように伐採と剪定を行いました。

いつもより大人数で取り組んだおかげで、すっきり整いました。

春の光が射す、椿園となりました。

圃場内の道路から見ると、すっきり。翁草も咲き始めました。